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GOLDトレード分析 2026/4/13 – 2026/4/17|裁量の敗因を定量化してわかった「追いかけエントリー」の罠と改善ルール

🧾 導入(Hook)

「なぜ負けるのか?」という問いに対して、感覚ではなくデータで答えられるだろうか。

GOLDの裁量トレードを続ける中で、勝てる場面と負ける場面には明確な違いがあると感じていた。しかし、その違いを言語化することは簡単ではない。本記事では、実際のトレード履歴と価格データを用い、Jupyter Notebook上で分析を行い、「負けの原因」を定量的に特定した結果をまとめる。

結論から言えば、問題は方向感ではなく、「エントリーのタイミング」にあった。


📊 使用データと分析方法

データ

  • トレード履歴(trades.xlsx)※MT5から取得
  • GOLD価格データ(M1)※MT5から取得

分析環境

  • Python(pandas / numpy)
  • Jupyter Notebook

分析の流れ

  1. トレード履歴の整形
  2. 価格データとの結合
  3. 特徴量の作成(リターン・位置・乖離など)
  4. 勝ちトレードと負けトレードの比較
  5. フィルター検証

🔍 特徴量の定義

今回の分析では、以下の3つが特に重要だった。

① ret_5(直近5本リターン)

直前の価格変動の強さを表す。

② entry_pos_20(20本レンジ内の位置)

0 = 安値付近
1 = 高値付近

③ dist_ma20(MA20からの乖離)

価格が平均からどれだけ離れているか。


📉 分析結果①:勝ちと負けの違い

BUY(勝ち)

  • entry_pos_20 ≈ 0.6
  • dist_ma20 ≈ 中立

👉 中間ゾーンでのエントリー


BUY(負け)

  • entry_pos_20 ≈ 0.85以上
  • dist_ma20 大きくプラス

👉 高値掴み


SELL(負け)

  • entry_pos_20 ≈ 0.1以下
  • dist_ma20 大きくマイナス

👉 底売り(下げすぎ後のエントリー)


🎯 核心

負けの原因は「方向」ではなく「タイミング」

より正確には、

動いた後にエントリーしている

📊 分析結果②:フィルター検証

次の条件でフィルターをかけた。

ret_5 < 0.0007
entry_pos_20 < 0.85

結果

  • トレード数:12回
  • 総損益:+54,063円
  • 勝率:83.3%

元の成績:

  • 35回
  • -109,060円

👉 劇的に改善


💥 SELLの問題

SELL単体の成績:

  • トレード数:9回
  • 総損益:-137,962円
  • 勝率:33.3%

👉 SELLは現状、完全に不利


📌 暫定トレードルール

エントリー条件(BUYのみ)

① ret_5 < 0.0007
② entry_pos_20 < 0.85

警戒条件

③ dist_ma20 < -3.0 → 下げすぎ

エントリー禁止

・高値圏(entry_pos_20 > 0.85)
・直前急騰(ret_5 > 0.0007)
・下げ途中(dist_ma20 < -3)

🧭 トレード判断フロー

① BUYか?
② ret_5は小さいか?
③ 高値圏ではないか?
④ 下げすぎていないか?
→ YESならエントリー

📈 MFE / MAE分析

平均値:

  • MAE ≈ 5.78
  • MFE ≈ 8.04

👉 エントリー後は利益方向に伸びやすい

つまり、

エントリーの質は改善されている

⚠️ 残った負けの特徴

2パターン存在した。

パターン①

伸びないトレンド
→ MFEが小さい

パターン②

下げ途中の逆張り
→ MAEが大きい


🧠 本質的な学び

今回の分析で最も重要だったのはこれだ。

「良いトレード」を探すより
「悪いトレードを削る方が早い」

そしてその悪いトレードは、

追いかけエントリー

である。


🚀 今後の改善

① 期間拡張

1週間 → 1ヶ月 → 3ヶ月

② SELL戦略の再構築

別ロジックで作り直す必要あり

③ 決済最適化

  • トレーリング
  • 部分利確

🧾 結論

勝てない理由は方向ではなく、タイミングだった

そして改善方法はシンプルである。

動いた後に入らない

🏁 まとめ

  • SELLは現状停止候補
  • BUYは厳選すれば優位性あり
  • 負けの原因は「追いかけ」
  • データで裁量を改善できる

✍️ SEL的コメント

この分析は、裁量トレードを「再現可能なロジック」に変換する第一歩である。

今後は、このルールをベースにEA化・インジケータ化を進めていく予定。

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